【学習面】「中高一貫校」の強みとは
学習カリキュラム進行が早い
高校2年生の終わりまでに大学受験に必要な学習はすべて終了するイメージです。
<メリット>大学進学・大学受験に向けて余裕をもって対策ができる。
<デメリット>普段の授業の進行ペースが早く,ついていくのに大変。
小学生の段階で,「我が子は早いペースについていける子か」を見極める必要がありますが,完全に見極めるのは難しいでしょう。
高校受験がない
人生の中でも多感な時期である15,16歳を,ペンと消しゴムを握りしめて過ごすことはあまりいい影響は与えないでしょう。高校受験がないことで,テストの点数に気を取られずに,もっと本質的な勉強や研究に時間をかけることができるのは大きなアドバンテージです。
建学の精神が受け継がれる
特に私学では創始者から引き継がれる「建学の精神」があります。教員がブレずにその精神をもって生徒に指導をし続けていれば,生徒はもとより教員にもその「イズム」が染みつきます。そして生徒が代替わりしても,「らしさ」は引き継がれ,上級生が下級生に直接指導をする光景を目にすることもできます。
中学受験の際には,保護者の皆様におかれましては,「我が子は中高一貫校で合っているだろうか」をよく見極めて,色々な学校の特色を比較したうえで,後悔のない学校選びをして頂ければと思います。